【今オススメの漫画!】チ。―地球の運動について―

読んだ本

アメトーーク!のマンガ大好き芸人でも紹介されていた「チ。―地球の運動について―」
マンガ大賞2021で第2位
次にくるマンガ大賞2021コミックス部門で第10位
などなど今とても話題のマンガです。

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あらすじ

舞台は15世紀のヨーロッパ。
宗教思想が強く、異教徒や異端思想者は拷問、処刑されていた時代。
神が世界を創り、その中心に地球ある。
そして地球を中心に天が動く、いわゆる天動説が唱えられていた時代。
その宗教的思想に異を唱えて地動説を主張する天文学者たちの物語。

これらの主張は当時の宗教思想を否定する事となり見つかれば拷問と処刑が待っている。
そんな世で天文学者達の戦いを描いたストーリーです。
フィクションなので史実に基づいたお話ではないものの、魔女狩りなどは盛んに行われていた時代背景もあり、当時の思想や価値観、正と死など、様々な角度から考えさせられるお話です。

このマンガをオススメしたいポイント

15世紀のヨーロッパで普及していたC教(マンガではこの表現をされていますのでそのまま使います)の思想を感じることが出来ます。
当時の思想に触れる事で、宗教、思想、言論の自由が許されている現代日本に産まれて、色々と考えさせられます。
現代でも言論の自由が許されない、拷問、弾圧が行われている国もありますしね。
また哲学的な要素も盛り込まれいて読者を引き込み、心を掴みます。

ちなみにタイトルのチ。に込められた
知性の知
弾圧の血
地動説の地

これらのチに基づいてストーリーが展開されていきます。
今発売中の5巻までの展開ではそんな感じです。

少々グロいです

当時の拷問や処刑シーンが描かれています。
私もグロはあまり得意ではないので、ササっと読み飛ばしていますが、初っ端からグロい描写が出てくるので夫は本題に辿り着く前に本を閉じていました。
とは言え、そればかりをメインに描かれている訳ではないのでパラパラっとめくってしまえば大丈夫なレベルです。

まとめ

私は世界史や宗教に全く興味がなかったのですが、大人になった今だからこそ面白いと思える作品なのかもしれません。
(子供の頃は宗教の世界観への苦手意識が強すぎて拒絶していた感じです。)
もちろんそうでない人が大多数だと思いますが、楽しめると思うのでぜひ手に取ってみてくださいね!

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