コロナ禍でのパラリンピックいよいよ開催!幼少期に父につかれていた嘘から得たデフリンピックの存在

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私の両親は耳が不自由で幼少期に「お父さは水泳選手としてパラリンピックの大会に出てるんだ!」と嘘をつかれていたことを思い出しました。
そこで聴覚障害者の世界大会について調べたところ、聴覚障がい者の国際スポーツ大会「デフリンピック」という大会が開催されていることを知りました。日本ではまだまだあまり認知されてないこの大会。少しでも広まればいいなと思いシェアさせていただきます。

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デフリンピックってなに?

身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催。障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会で、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があるそうです。

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日本女子バレーボール 金メダル獲得


2017年7月、トルコで開かれた聴覚障がい者の国際スポーツ大会「デフリンピック」で、女子バレーボールの日本代表が金メダルを獲得しています。
私の情報収集不足かもしれませんが、このニュースを知ったのはデフリンピックについて調べたから知ることができました。
金メダルを獲るなんて凄いですね!!

なんでこんな大ニュース知らなかったんだろう。と調べると、メディアの取り扱いにも大きな違いがありました。
パラリンピックはスポーツ面で扱われますが、対してデフリンピックは社会面で扱いも小さいそうです。そもそも、私のようにデフリンピックの存在すら知らない人も多いのではないでしょうか。

スポンサーが付きにくい現実

車いすや義肢を使うパラ競技と比べ、デフ競技は健聴者との違いがわかりにくいのが現実。
国からの補助金に格差はないものの、企業からの寄付金などに違いであります。また、大会渡航費はパラ選手は自己負担額ゼロに対し、デフ選手は数十万かかっているそうです。

この現実を受け止めて、少しでもデフリンピックの知名度が上がればいいなと思いました。

まとめ

デフリンピックをパラリンピックに取り入れるという傾向もあるようですが、色々な壁があります。
その最大の壁はコミュニケーション。
しかし最近では、技術の発達もあり以前より健聴者とのコミュニケーションが取りやすい世の中になったなと感じています。
近い未来、パラリンピックにも再度デフ種目として参加できるよう願っています。
そうすれば聴覚障害者の希望や未来にも繋がるだろうし、障害を超えて夢に向かって走ることができる人が増えるのではないでしょうか。

父の小さな嘘のお陰でデフリンピックの存在を知ることができたので、幼少期の父に感謝ですね。
聴覚障害者である当の本人たちもデフリンピックの存在を知らないかもしれないので、今度帰省した時に話題に上げていみたと思います。

東京パラリンピックの開催も賛否両論あるかと思いますが、オリンピックに引き続き選手たちに勇気づけられるであろうドラマに期待です!
世界各国の選手のみなさんがんばれ!

父と母は聴覚障害者。私はコーダ。ろうあ者の苦悩 〜父との和解編〜

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