子供の教育資金はどう貯める?我が家での具体的なお金の貯め方をご紹介

子供の教育資金はどう貯める?我が家での具体的なお金の貯め方をご紹介 キャリア・お金

二人に一人が大学に行く時代と言われていますが、教育資金をどのようにして貯めていますか?
今回は奨学金を借りて私立理工系に進学した経験を持つFP勉強中の筆者が、教育資金の貯め方、実践している方法をお伝えしたいと思います。

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教育資金はいくら必要かご存知ですか?

幼稚園から高校までの15年間を公立の場合は541万円、全て私立だった場合は1,829万円もかかると言われています。
一般的に一番多い進学である小中高までを公立で過ごし、大学は私立文系に進学する場合(4年間で約400万円の授業料と入学金、諸経費等)でも合計で1,000万円以上かかると言われています。
これに加えて医科歯科系、私立理系、芸術系の場合はもっと学費がかかりますが、自宅から通えない場合は家賃、語学系の進学をしたなら留学費も別途かかります。

参照:平成30年度子供の学習費調査(文部科学省)
平成30年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(文部科学省)

本当に泣きたい金額ですが親としては何とかして捻出したいですよね。
我が家でも小中高までを公立を想定し、大学資金だけは貯めておこうと産まれた時から保険貯蓄を始めました。
ですが中学受験率の高い地域に住んでいたり、お友達の塾通いに影響されて中学受験する!となったお子さんを何人か見てきたので、小さいうちから出来るだけ貯めておいた方がベターだと感じています。

そもそも今からでは間に合わないわ!という方もいるかもしれませんが、お金を理由に進学を諦めさせるのは親として心苦しいですよね。
全額は無理でも諦めずに一円でも多く貯めておき、不足してしまった分は奨学金や教育ローンを使えることも念頭に入れておくと良いでしょう。
ちなみに筆者は私大の中でも学費が高いと言われている大学に合格しましたが、さらに理工系だったため高校生ながらにビックリした金額(当時で初年度180万円)だったのを覚えています。
妹の受験も控えていたため一部奨学金を借りて大学へ進学することにしましたが、今でも毎月2万円ほど返済中です。。。
ちなみに成績が優秀なら無利息の奨学金を借りることも可能です。
とは言え利息があろうがなかろうが借金であることには変わらないので、親として一円でも多く貯めておきたいものですよね。
それでは次の章からもう少し具体的な方法をご紹介します。

教育資金の具体的な貯め方とは

具体的には以下のような方法での積み立てるのが一般的です。

・普通預金
・保険
・投資信託
・積立nisa

大学入学前に貯まっていたらどの方法でも構わないのですが、普通預金だけで準備するのはオススメ出来ません。
結論からいうと我が家の教育資金はメインに保険での積立、不足分を普通預金と積立nisaでの併用積立をしています。
ではその理由について少し長くなりますが後述しますね。

保険を使って教育資金を貯めるのが一般的なのはなぜ?

生命保険会社が教育費用に販売している商品です。
今は金利が低いので積み立てた金額に対して大きなプラスを見込むことは難しいですが万が一、親が亡くなった場合に子供は保証を受けることが出来ます。
親が亡くなって悲しい思いをしているのに、進学まで出来ないとなったら辛いですよね。
毎月普通預金で貯めるよりも、死亡保障が付いている分、保険で積立た方が良いでしょう。
ただし、商品によっては子供がケガした時に使える保険など付いている分、返戻率(積み立てたお金がどれくらい増えるか)が悪く、貯めたお金がマイナスになってしまう商品もありますので良く調べてから契約しましょう。
また満期前に下ろすと実際に貯めた金額より少ない額になってしまうというデメリットがありますので、本当に困った時に引き出せる積立nisaなどとも併用するのが良いでしょう。

積立nisaや投資信託を使って教育資金を貯めるのはどうなの?

前述したように保険にしてしまうと満期になるまで下ろすことが出来ません。
積立nisaや投資信託は、普通預金と同様にいつでも引き出すことは出来ますが、普通預金のようにATMで簡単に引き出せません。
なので筆者のように、ついつい使ってしまう浪費家タイプさんには抑止力になるのでオススメです。

また売却時に20%も税金がかかる投資信託と違い、積立nisaは非課税なのがポイントです。
投資ってなんか怖い!騙されそう!ってイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、積立nisaは金融庁が定めた長期積立に適したものに限らるため投資初心者にはオススメです。
積立nisaは非課税対象額が年40万円までとなっていますので、毎月3万円(年36万円)を10年間、リターン5%で運用出来た場合は、元金400万円に65万円の利益が出ます。

とは言えずっと5%で運用できるとは限りませんし、元本割れ(400万円からマイナスになる)のリスクもあるので、理解してから始めるのが良いと思います。
筆者の場合はビビりなので楽天ポイントで少額での運用を開始し、慣れてきてから増額する方法で開始しました。
現在は家計が苦しいので毎月1万2千円の投資ですが将来的にもう少し増やす予定です。
予定外にもっと苦しくなってしまったら5千円にしようかな、などと調整が出来るのも気楽に出来てオススメです。
ちなみに2021年1月現在は株価が良いためプラス(約15%)で運用していますが大学入学時にマイナスになってしまう可能性もあります。
その場合は大学に通っている4年間の間でプラスになれば良いかなと思っています。
筆者が使っている楽天証券はポイントでの投資も出来てオススメの証券口座です。

まとめ

教育資金って結構かかるなぁと感じる方が多いかと思いますが、長い期間をかけてコツコツと貯めていくと進学時に慌てなくて安心です。
出来るだけ早いタイミングから積立保険と積立nisaで運用する方法がベターなのではないかと思っています。
金額などに少しでも不安を感じたら、筆者のように少額からで良いので積立nisaをはじめてみてはいかがでしょうか。

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