読書嫌いだった筆者が反面教師で子育てをしたら、子供がとっても読書好きになっていたお話

コラム

みなさん、読書はお好きですか?
今では読書好きの筆者ですが、子供の頃は本当に嫌いでした。
今回、自分を反面教師にして子育てをしたら子供がめちゃくちゃ読書好きになっていたので、その方法をご紹介しますね。

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読書の必要性を感じなかった幼少期の心理


まず大人になるまで読書の必要性を全くと言って感じていませんでした。
日本語喋れるし、テレビあるし、本いる?みたいな感じで、いわゆる活字離れの典型ですね。
結局のところ読まず嫌いだったので、大人になってからよく本を読むようになりました。

読書について思い出すことが高三の時に通っていた塾の先生から「一流大学へ行ける子と行けない子の差は国語力、すなわち読解力や読書量で変わる」と言われていたのがずっと引っかかっていました。

本を読んで得られる事。
受験や勉強でいえば、学びたい事が得られますよね。
小説であれば想像力が掻き立てられますし、読書も楽しいですよね。
ビジネス書であれば、知識などの仕事術を得られますしね。

本はその分野に精通した専門家たちの知恵と知識が詰まっているので、自ら研究せずとも読むだけで知識が得られ、人生が豊かになります。
では実際に子供を読書好きにした取り組みをお話ししますね。

読み聞かせる絵本の質と量。ちいさなかがくのともは最適

子供の頃から「本を読みなさい」と言われ育ってきた筆者。
まぁ嫌いだったもんで読みませんでしたが。笑

そして大人になってから思い出しました。
そもそも実家の本棚に読みたいと思える絵本あったっけ?
という事実。
記憶にあるのはノンタンの絵本が二冊。
恐らく他にも数冊はあったんだとは思いますが、たくさんはありませんでした。
本屋さんで絵本を選んだ記憶もないですしね。

というのも、読みき聞かせもあまりしてもらった記憶がありません。
実際はしてもらっていたような気もするのですが、曖昧で記憶に残っていません。
という事はそもそも読み聞かせの回数が足りていない。
もしくは子供にとって楽しい時間になっていなかったという事でしょう。

実際に親となり、読み聞かせをすると親自身にも飽きがくるので必然的に本の量も増えます。
何度も何度も同じ絵本を読むことは大切なんですが、たまには親としては違う本にしてとなるんですよねー。

そんなこんなで我が家も本の量が徐々に増えて行きました。
月齢に合わせて丁度良い絵本をインターネットで調べて毎月買っていましたが、今は福音館書店の3〜5才向けの絵本が毎月1冊届く「ちいさなかがくのとも」を定期購読しています。

3歳から始めましたが、文字の量が適量で子供も飽きずに最後まで聞いていました。
内容もどんぐりや虫、野菜など身近な自然についての主題が多く、子供もワクワクしながら今日はコレ読んで!と持ってきていました。
また、毎月届くので飽きる頃には新しい内容にも触れられます。
そしてこの「ちいさなかがくのとも」が威力を発揮したのは、子供が自分で字を読めるようになってからでした。
字の大きさ、量が本当に本当に適量。
諦めずに最後まで読める文字数です。
自分一人で本を一冊読む事で達成感も得られます。

年払いで送料込み7,020円(税込)なので、月あたりで換算すると585円。
コンビニランチ一回分かと思うと気軽にはじめられますし、月齢に合わせた良い絵本を選ぶ手間もないのでオススメです!

子供は親の背中を見て育つ

前述しましたが子供の頃から「本を読みなさい」と言われて育ってきました。
でも子供心に思っていました。
「お父さんもお母さんも本読んでないよね?」
そうなんです。読みなさい!と言っている本人が読んでいない!という事実。
なので、筆者はあえて子供の前で大人の本を読むように心がけていました。
子供がプリキュアを見ている時は、ソファで難しそうな本を読んで、読書は楽しいぞアピールです。
写真が多い雑誌は一緒にみて、どれが好き?どこ行きたい?などと聞いたりもしていました。

毎日寝る前に絵本の読み聞かせをしていましたが、子供が自分で字を読めるようになってからは、子供は絵本を読み、私は自分が読みたかった本を読むようになりました。
読み聞かせをしていた時は子供の読書にお付き合いしていた感がありましたが、大人の本を読めるようになってからは自分の時間も持てて一石二鳥です。

読解力はついているのか

筆者は読書嫌いだったので、教科書も字を読んでいるだけで理解していなかったような気もしています。
いつも娘の朗読を聞いている(家事をしながらで「聞いている風」の時がほとんどですが・・・)のですが、娘も字を追っているだけで内容を理解しているのか最後に質問してみました。
「あの猫ってどうなったんだっけ?」
すると、えーっとえーっと、と本をパラパラめくりながら、ここら辺に書いてあったんだけどなー。あったー!
という感じで理解もしているようで関心しました。
また、ほぼ聞いている風ですが最後に本の内容を聞く事で、ちゃんと聞いていたんだけど、ここだけ聞き逃した感を演出をしています。

本に興味がない時期の乗り越え方

この本を読んで!と持ってきたのに他のおもちゃに目移りして全然聞いてくれない!
という事も何度もありましたし、正直心折れるわー。という事が幾度も。
興味がないのに押し付けても仕方がないのでそういう時は諦めて、読み聞かせをしない期間を設けていました。
すると子供の方から「今日は寝る時コレ読んで!」と自発的に持ってくるようになりました。
そのようなやり取りを何回かした記憶がありますが、絵本に興味なさそうだなーと思っても、焦らず子供の興味に寄り添ってみるように心がけていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
子供の頃は読書嫌いだったとお話してきた筆者ですが、本を読んでみたタイミングがあります。
それは中高学年になって周りでティーン用の恋愛小説が流行りだし、貸し借りをしていくうちに、読書への抵抗が薄れていきました。
結局のところ必要性を感じていなかったので読まず嫌いだったようです。
なので高学年になってからでも、興味が出たら読むようになるので焦らなくても大丈夫です!

娘も自分で本を読めるようになってからは、副産物として自分の読書時間も持てるようになったので乳幼児期から積極的に取り組んできて良かった!と心底思いました。
兄弟がいたり、ワンオペだったりで各ご家庭の状況も違うので、親御さんの負担がかからない範囲で構わないと思います。
大切なのは本に興味を持つ、読書は楽しい!と感じる事なので、それが幼少期から身についていれば難なく受け入れられますね。というだけのお話です。

読み聞かせや読書を通じて、親子で大切な時間を過ごせる方が増えたら嬉しいです。

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