子供と楽しむ!初めての昆虫飼育〜青虫からアゲハ蝶へ〜

教育について

我が家のお庭で育てているレモンの葉に今年も青虫がやってきました。
幼稚園で虫取りができるということもあり、虫の飼育に興味がある息子のために青虫を飼育してみました。
私自身も虫さんはあまり得意ではないのですが、日に日に愛着も湧いてきたり、そして何よりも年少さんの息子が昆虫の観察を通じて生命の大切さを学べる良いきっかけになったのでご紹介しますね!



 

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レモンの葉につく青虫

私にとっては大敵の青虫が今年も愛するレモンの木にやってきました。
初めは黒く小さな芋虫。去年はこの段階で発見することができず、だいぶ葉を食われ収穫に繋がらず悔しい思いをしましたが、今年は毎日見ていたせいか小さな姿の段階で発見することができました。

芋虫の飼育

何匹か葉についていた青虫を息子に見せると飼いたいと言い出したので急遽虫籠を買い、3匹飼育開始。
初めは黒い姿だったので蛾になるのかな。と思っていたら、青虫の姿に!!
これはもしかしたら綺麗なアゲハになるのかな。期待して、毎日レモンの葉やキャベツをあげて息子と育てていました。

幼稚園にも一緒に登園するほど大切に育てていました。

青虫から蛹へ

雑草ではなく、柑橘系の葉やキャベツなどの葉野菜をとにかくたくさん食べ、日に日に大きくなる姿に私も少し愛着が湧いてきました。
ある日、3匹のうちの1匹が虫籠の上の方で動かなくなり元気がなくなってしまったのかと心配していると、数日後蛹の姿へ進化していました。

最近ポケモンにハマっている息子もその姿に大興奮!
青虫が進化した!と大喜びです。
キャタピーからトランセルですね(笑)

蛹からアゲハ蝶へ


蛹の姿になってから約2週間経ったある日の朝、蛹から蝶に孵化していたのです。
とても立派なアゲハ蝶。
大の大人の私が朝から大きな声で息子に「蝶に進化してるよ!」叫んでしまいました。

蝶の姿に進化し喜んでる姿にも感動しました。

アゲハ蝶の飼育

蛹を飼育していた籠はとても小さく、蝶にはとても窮屈なので大きい籠へ移動させ飼育することに。
蝶々は何を食べるの?
と言う息子からの質問。蝶々は花の蜜を吸うんだよ。と教えるものの、飼育の際はどうすればいいんだ?!と疑問に。
教えて!gogle先生!
調べると、脱脂綿やティッシュに含ませた砂糖水を蝶の触覚を伸ばして吸わせなければいけないことが判明。どの動画を見ても蝶の羽を持ち、爪楊枝などで触覚を伸ばし砂糖水を吸わせる方法でした。
蝶々の羽なんて持つ勇気がない母と息子は、相談の末、とりあえず砂糖水を含ませてティッシュをカゴの中に入れておくことに。
なかなか自力では吸ってくれず、徐々に弱っていく姿に心を痛めました。

ちょっと寂しいけど、このままだと死んでしまうから、お外に逃がしてあげようか。と息子に話すと目を潤ませながら頷いてくれました。

蝶々さん元気でいてねー!と言いながら外に放ったあと息子の目からは少し涙が溢れていました。

2回目の孵化

数日後、二頭目が孵化。発見したのは息子でした。
孵化した!と嬉しそうに教えてくれ、ひとまず大きな籠へ移動。
幼稚園にも持っていき鼻高らかに先生やお友達に見せていました。
しかしカゴの中には花の蜜などなく、蝶が弱らないか心配していましたがお迎えに行くとカゴの中にはたくさんのシロツメクサ。
息子なりに考えたのでしょう。
しかしシロツメクサは萎れてしまい蜜は吸えません。
蝶も弱ってきてしまってるね。と話すと悲しそうに、お外に逃そうか。と息子が言ってきました。

あまりにも悲しそうだったので、もう一回餌やりチャレンジしてみようかと提案すると顔色が変わり興味津々。
今回は砂糖多めの砂糖水を与えることに。

いざ蝶の近くに置いてみると甘い匂いに反応したのか、パタパタと近寄ってきて自ら触覚を伸ばし密を吸っていました。
愛おしい瞬間でした。

まとめ

今回青虫の飼育を通して、虫の命について息子と考え伝えることができました。
家で虫を飼うなんておもっていなかったけれども、息子にとっても小さな命の尊さを学ぶことができたのではないでしょうか。
私も忘れかけていた幼少期の童心を思い出すことができました。

男の子なのでこれからどんな虫を捕まえてくるのかなと、不安と楽しみでいっぱいです。

今回青虫の飼育を通して小学校の理科の授業で学ぶようなことを体験しています。
息子にとっても成長の過程を学ぶことができ、とてもいい機会でした。

蝶々が死んでしまった時を考えると今から心が痛みますが、こんな素敵な息子との思い出を作ってくれてありがとう。

我が子は週末になるとポケモンGOをしに公園巡りをしながら虫取りに夢中です。

小さな虫籠や虫網なら百均で売ってますし、お子さんの初めての飼育にもオススメです。
是非、はじめての飼育体験をさせてあげてくださいね。



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