緊急帝王切開!まさに命懸けの出産〜低体重児NICU編〜

コラム

NICUへ入院することになった我が子。
NICU退院への道のり、その後の授乳問題。
二人目の育児なのに初めてのことばかりで戸惑うことが多い入院生活を記録しました。

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1日目:我が子と対面

鼻には呼吸器。口にも点滴。胸には心電図。腕にも何か刺さってる。
管でたくさん繋がれている娘と対面。
それでもこの世に無事に産まれてきてくれたことに感謝。
まだまだ母乳を飲む力のない我が子は搾乳したものをシリンジから口へ
口から飲み込むことができなかった乳は管を伝って娘の胃の中へ運ばれます。
必死で生きている姿に涙がでました。

搾乳頑張ろう。と意気込む私。

2日目:3時間ごとの搾乳そしてNICU通い

眠い目を擦りながら助産師さんの激痛おっぱいマッサージからの搾乳。
幸いお乳が出る体質の私は搾乳にくる助産師さんに褒められまくり。
一安心も束の間でした、、、

3日目:呼吸器が外れ、ママは搾乳機デビュー


呼吸の数値が安定し、たくさん顔に繋がれていた管の一つ呼吸器が外れました。
こんなに早く解放してあげれると思ってなかったです。

そして、まさか自分が搾乳機を使う日が来るとは思ってもいなかったのですが、お乳が出るようになり分泌を促すために使用。
初めのうちはなかなか採れなかったのですが、1日経つと20mlは採れるようになってました。

今回は大部屋で母子同室、一人で夜な夜な搾乳機の音を響かせ乳を絞ってるのは孤独でした…

病院で使っていた搾乳機はこちら↓

4日目:NICU無事に卒業

4日目には口から搾乳した母乳を入れる管も取れ、
おっぱいがある程度吸えるようになり、搾乳分も規定量をクリア。
点滴がなくても母乳で栄養を摂ることができているためNICUを退院。
こんなに早くNICUを出れると思っていなかったので本当に嬉しかったです。

午後から母子同室が始まりました。

まだまだ身体が小さい娘。点滴が外れた分、ある程度体重が増えるまで規定の量の母乳を与えなければなりません。
しかし、おっぱいを吸う体力がまだまだ伴っていないため哺乳瓶を使って搾乳しておいた母乳を与えます。
そのあとに母乳の分泌が止まらないよう搾乳。

哺乳瓶で与えてもなかなか飲みきれず寝落ちしてしまうため飲み切るまでかなりの時間を要し、全ての工程が終わるまで1時間‥途方に暮れました。

途方に暮れる中、助けてくれたのは助産師さんたちでした。
なかなか飲みきれない哺乳瓶もある程度飲ませて飲まなかったら変わります。お母さんはその間に搾乳してくださいね。と神のお言葉。
お母さんの母乳はたくさん出てるから問題ないし、赤ちゃんは早く産まれてきてしまったからまだ飲む力がないだけだから大丈夫よ。と優しい言葉をかけてもらいました。
恥ずかしながら助産師さんの前で大泣きしてしまいました。

5日目:同室初夜


日中は基本寝ていることが多いベビーも夜になると寝れない子が多いそうです。
案の定、娘も夜間授乳を終えてベッドに戻ると数分でぐずります。
その度におっぱいを咥えさせるものの、おしゃぶり感覚で寝落ち。
助産師さんにヘルプを求めるとベビーをミイラ巻きにしてくれ寝かせると不思議と深い睡眠に入ってくれました。
私もようやく3時間睡眠をとることができ助産師さんには感謝です。

6日目:娘のヤル気スイッチ


なんとなく娘の生活リズムを把握することができてきました。
一ヶ月も早く産まれたこともあり、基本的にはおっぱいを飲むか寝ているか。
ぐっすり寝ていても3時間おきには授乳をしなければなりません。
少しでも寝たいところですが、少しでも体重を増やさなければならない娘を無理やり起こし授乳します。
娘のヤル気スイッチが入ったのか5分づつの授乳で30mlも飲めるように。搾乳分を20ml足して眠りにつきます。
娘がおっぱいを吸う力が少しついてきたところで私の搾乳も2回に1回へ減りました。
負担が軽くなった(喜)

ミイラ巻きも取得したおかげか、ベッドに置いたあと眠り続けるようになってくれました!

7日目:いよいよ退院


朝一の診察まで娘の退院は決まりませんでした。
母乳も一応飲めてるし黄疸の数値も正常なので、お母さんが大丈夫そうなら一緒に退院出来るわよ。と、無事に一緒に退院することができました。
昼前に準備していた可愛い退院着に着替えて、助産師さんに見送られました。

パパとも久々の対面。
お兄ちゃん、ジィジ、バァバとは初対面。

久々にあった息子はちょっと成長した気がしました。
突然の出来事だったし、翌朝気づいたら私はいない状況だったのにも関わらず、駄々をあまりこねず一週間過ごしてくれていたようです。
状況が子供を育ててくれたかもしれませんね。

楽天で購入しておいた可愛い退院着はこちら↓

まとめ

第一子の時は長く感じた入院生活でしたが、今回はあっという間の入院生活でした。
帝王切開の傷が癒えぬままNICU通いからの初めての母子同室。困惑したこともありましたが、NICUの先生、看護師さんや、産科の助産師さんには心のサポートもしていただきました。

エステや美味しい食事付きの産院から大きな医療センターへ転院となりましたが、転院しておいて本当に良かったです。
24時間体制で娘を看病してくれたNICUのお陰で一緒に退院することもできましたし、私自身も安心して療養することができました。

改めて医療現場に関わる方たちの偉大さを身を持って感じることができ、皆さんには感謝でしかありません。

娘も小さいながら一日一日母乳を飲む量が増えて行き、頑張ってくれているおかげで一緒に退院することができました。

とりあえず娘の体重を増やすことを第一に3時間おきの授乳、搾乳を頑張りたいと思います。

自宅で急遽搾乳機が必要になったため友人に勧められたこちら⬇︎の搾乳機を購入。


日本製のものは高額なのでお手頃です!
また使用してみた感想もシェアしますね。

お子さんがNICUに入院になってしまった方々の参考に少しでもなりますように。

とりあえずテキトーに頑張ります!って仲良くなった助産師さんに言ったら
適当は適度に正当にってことだから!テキトーに出来れば全然OK!と見送られ、最後の最後まで支えていただきました!

2週間後の検診で300g増えていることが目標です。
母ちゃんも頑張るから、少しづつ頑張ろうね。

緊急帝王切開!まさに命懸けの出産〜大量出血からの緊急帝王切開編〜

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